2024年8月31日~9月1日に放送されるチャリティー番組「24時間テレビ47」(日本テレビ系)の番組テーマが、番組開始から変わらず採用されてきた「愛は地球を救う」から「愛は地球を救うのか?」に変更する。同局の公式サイトで発表された。
「チャリティーの本質を見つめ直す決意」
24時間テレビ「愛は地球を救う」は、1978年に放送開始。番組内で寄付金を呼びかけ、総額433億64万3146円が46年間で集まった。国内外の被災地への災害復興支援、全国各地からの要望に応える福祉車両の贈呈、全国食支援活動協力会とともに子ども食堂の支援など、幅広いチャリティー活動を続けてきた。
だが、2023年11月、同番組を放送する全国31社の放送事業者で組織される公益社団法人「24時間テレビチャリティー委員会」の1社で寄付金の着服が発覚した。「チャリティー事業に関わってくださった方々、並びに視聴者の皆様の信頼を裏切ることとなり、改めて心よりお詫び申し上げます」と謝罪している。
第1回~第46回まで採用されてきた「愛は地球を救う」という番組テーマを変更した理由について、「約半世紀の間、続いてきた番組タイトルの意味、そして、チャリティーの本質を見つめ直す〝決意〟をテーマに込めました」と説明している。