【中日】最下位から巻き返しへ キーマンは中田翔!強竜復活をかけて...持ち前の勝負強い打撃を

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   混戦のセ・リーグから脱落するわけにはいかない。2024年6月20日現在、今シーズンワーストの借金6にふくらんだ中日は、1日も早く借金完済を目指す。そのキーマンになるのが中田翔だ。

  • ドラゴンズ本拠地・バンテリンドーム ナゴヤ
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「ここ何週間か、けっこう打てなくてキツかったけど...」

   阿部慎之助監督が岡本和真の一塁起用を明言したため、出場機会を求めて昨オフに巨人を退団した中田。中日に移籍し、春先は快進撃を象徴する存在となった。

   中田は開幕から「4番・一塁」でスタメン出場し、3、4月の月間成績は打率.283、2本塁打、12打点をマーク。勝負強い打撃で勝利に貢献し、チームも貯金を最多の6に増やすなど一時は首位に立った。だが、その後は5月に入って調子を落とした中田と共に下降線へ。

   5月15日の阪神戦で、2回の第1打席で左足首に自打球が当たり途中交代。翌16日に登録抹消された。同月28日に1軍昇格後も、なかなか状態が上がって来ない。

   6月は月間打率.118、0本塁打、2打点。好機で凡退する打席が続いたが、明るい光が差し込んでいる。

   6月14日のロッテ戦で延長10回2死二塁の好機に、右中間へはじき返す決勝の適時二塁打。試合後のお立ち台では「本当に気持ちでいきました。ここ何週間か、けっこう打てなくてキツかったけど、ファンの方の歓声で...」と感謝の思いを口にした。

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