日本の独立リーグから韓国プロ野球(KBO)に移籍した白川恵翔投手(23)が、韓国での人気が急上昇している。現地スポーツメディア「スポーツ朝鮮」(WEB版)が2024年6月20日に報じた。
KBOの日本人投手は11年の門倉健以来13年ぶり
白川は独立リーグの四国アイランドリーグplus・徳島インディゴソックスから、5月下旬に6週間の期限付きでSSGランダースに移籍。正式な外国人選手としてSSGランダースに入団したのではなく、ケガで離脱した外国人投手の代替選手として契約した。
KBOデビューは6月1日にソウル・高尺スカイドームで行われたキウムヒーローズ戦。先発した白川は5回を投げ3安打、4四球、6奪三振、無失点でKBO初勝利を挙げた。
8日のロッテ・ジャイアンツ戦では初回から大荒れで、1回3分の1を投げ8失点(自責7)。13日の起亜タイガーズ戦では5回3安打1失点で2勝目をマークした。
スポーツ朝鮮によると、日本人投手がKBOリーグのマウンドに立つのは11年の門倉健投手(サムスンライオンズ)以来13年ぶり。プロ経験のない高校卒業後、独立リーグでのみプレーしていたという経歴は珍しいという。
KBOでの活躍を受け、国内の野球ファンの注目度が高まったという。