「自分たちの経験不足が招いてしまったこと」
当初は騙されていたことに全く気付かず、周囲の助言に対し「いや、そんな人じゃないはずだ」「いい人なはずだ」と思っていたといういちろーさん。
しかし、のちに冷静になって「たしかにあの時、何か変だったよな」「何かおかしかったな」と少しずつ見過ごしていた違和感に気付き、「徐々に騙されたことに現実味を感じるというか。信じたくない現実なんですけど、それを受け止める時間や立ち直る時間にすごく時間がかかってしまった」と振り返った。加えて、もともと難病を抱えるゆりなさんの体調が悪化して入院していたことも重なり、活動を休止していたとも説明した。
ゆりなさんは「これもすべて自分たちの経験不足が招いてしまったことだと思います」とし、「最初はすごく落ち込んで体調も崩していたし、人間不信と言うか」「本当にたくさん考え、悩んで模索しました」と述懐。その一方で「起きてしまったことはいくら悔んだり反省をしても変わることはないし、自分たちが変わるしかないなと思いました。なので、いつかこの経験が私たちを強くしてくれたんだ、人生の勉強になったと思えるように、自分自身も2人のこともYouTubeのことも真摯に向き合って頑張っていきたいし、これからもっと色んなことに挑戦をして人生経験を積んでいきたいと思っています」と前を向いた。