「でも、今日ここで記者クラブの主催でも4人ということでやらせていただいている」
対する小池氏は、公務多忙に加えて、「公平性の担保」にも言及。次のように応じた。
「今回は50人以上も出られるということで、この公平性の担保をどうするのかは非常に大きなテーマ。もうすでにいくつかご要望もいただいており、それらの討論の機会を生かしていきたいと思う」
蓮舫氏は「公平性の担保は大事」だとした上で、
「でも、今日ここで記者クラブの主催でも4人ということでやらせていただいている。ひとつのスタンダードがここにできていると思う」
と反論。「今、知事から前向きな言葉をいただいた」とも話し、引き続き討論会の実現を目指していきたい考えだ。
「これからもテレビ番組の討論会等を通じて、有権者の皆様方に私の考えも伝えていきたい」
田母神氏は石丸氏に対して、石丸氏の市長時代の成果について質問。石丸氏は、市民の政治への興味を高めた点を挙げた。石丸氏は小池氏に対して(1)これまでの2期8年で何ができなかったのか(2)さらに4年務めるとなぜできるようになるのか、について質問した。
小池氏は、164項目にわたって掲げた政策目標のうち「コロナの期間に、なかなかできなかった項目が10ほどある」と説明。「2期8年の実績をもとに、さらにブラッシュアップしていきたい」とした。
(J-CASTニュース編集委員 兼 副編集長 工藤博司)