「外国人の男につけ回され、痴漢に遭った」 台湾の「最も美しい」自治体首長がSNSで訴え、それでも「日本が大好き」

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入った書店に助けてもらえず、「自分を守ることが大切」

   今回の騒ぎについて、何さんは6月17日、インスタを更新して、中国語と日本語で状況の説明を行った。

   それによると、騒ぎが日本の一部メディアに取り上げられ、「台日関係」が悪化しかねなくなった。しかし、嫌がらせをしたのは、日本人ではなく外国人だったという。「たとえ日本で嫌がらせを受けても、それで日本を憎むことはありません」として、「この事件に遭遇し、日本の警察が犯人を追跡してくれたことにとても感謝しています」と述べた。

   警察は、自分の調書を取るときに通訳も手配してくれたという。調書の最後に「今後も日本に来ますか?」と質問され、迷わずに「来ます!」と答えたとした。そのうえで、こう教訓をつづった。

「今回の事件を通じて、海外では夜遅く一人で出歩かないようにすることを学びました。言語や環境に不慣れなため、助けを求めてもどのように伝えればいいかわからないこともあります」

   また、入った書店に助けてもらえなかったとしたためか、こうも書いた。

「台湾の美しい女性たちにお伝えしたいのは、何か問題が起きたときには、まず自分を守ることが大切です。助けの手が差し伸べられるとは限らないので、頼りになるのは常に自分自身です」

   それでも、何さんは、「私は日本が大好きです」「最後に #台日友好 を呼びかけたいと思います」としていた。

   フジテレビの6月18日付ウェブ版記事によると、付きまとった男は、迷惑防止条例違反の疑いで警視庁に現行犯逮捕された。

   被害の状況について、J-CASTニュースでは、駐日大使館に当たる台北駐日経済文化代表処にも18日に取材を申し込んでおり、回答があり次第、追って伝える。

(J-CASTニュース編集部 野口博之)

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