「守備だけだったら使えそうなのがいる」
山田の守備力を評価している高木氏は「守備だけだったら使えそうなのがいる。(打順が)8番ということを考えると、山田というのも面白い」と私見を述べた。
阪神はセ・パ交流戦で低迷し、1試合を残して6勝11敗で11位。それでもリーグでは巨人と並び2位につけ、3ゲーム差で首位・広島を追っている。
高木氏はチームの現状に触れつつ、21日に再開するリーグ戦への期待を口にした。
「今不安の部分は4番の大山(悠輔)が抜けていること。でも近々帰ってくるだろうし、そうなると、7番まではベストで組めそうな感じになってきた。前川(右京)も成長してきている。そういう意味では小幡次第というところがあるが、逆に戦力ダウンは否めないけども(チームの)状態は徐々に上がってきていると踏んでいるからそんなに心配していない」
さらに、こう続けた。
「(最悪の時期は)抜けている。近本を1番に戻しているし。佐藤輝明が4番で2本打ったりとか。いろいろ波があるにしても、大山が帰ってきたらベストを組めるようになるのでチームが落ち着いてくる感じがしている」
チームは18日に甲子園球場で日本ハム戦(セ・パ交流戦)を行い、21日からホームでDeNAとの3連戦を予定している。