サッカーの「26年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選」の組み合わせ抽選会が2024年6月27日に行われる。同予選に出場する韓国では複数のメディアが「死のグループ」を独自予想し、本選出場へ危機感を募らせている。
「オーストラリアはアジア4強に分類できる強力チーム」
アジア最終予選は18チームが参加し、6チームずつ3組に分かれて争われる。ホームアンドアウェー形式で行われ、各組の上位2チームがW杯出場権を獲得する。各組3、4位はプレーオフにまわる。
国際サッカー連盟(FIFA)が6月20日に発表するランキングに基づき、3カ国ずつのポットに分かれ、同じポットのチームとは対戦しない。現時点でランキング上位の日本、イラン、韓国が第1ポットに入ることが予想される。
韓国メディア「中央日報」(WEB版)は、「最終予選は容易ではない...オーストラリア、サウジアラビアと同組ならば茨の道」とのタイトルで記事を公開した。
同メディアは、第1ポットに日本、イラン、韓国を予想し、それからオーストラリアを第2ポット、サウジアラビアを第3ポットに予想。この「独自予想」に基づいて、記事を展開した。
記事では「韓国と一緒にアジア最強を争う日本とイランを避けたのは幸いだ」とし、「負担の大きい2カ国を避けたが、第2ポットでどの国と対戦するかが重要だ。最も厳しい相手はオーストラリアだ。最近は世代交代で混乱しているが、実力面では第1ポット3カ国と共にアジア4強に分類できる強力チームだ」と分析した。