PTAがないと親の要望が学校に届かない?あってよかったと思える出来事も
もっとも、PTAを廃止することの弊害を指摘する声もあります。
あるXユーザーのお子さんはPTAがない小学校に通っていましたが、子どもが学校生活で担任とのトラブルにあった際、PTAがないことで、他の保護者と徒党を組めなかった経験から、PTAに対する考え方が変わったのだそうです。
PTAのあり方は変わるべきだと思うけれど、無くしてしまうと有事に徒党を組めないので安易に廃止すべきではないという話 - Togetter
そのためこのユーザーは「PTAを安易に廃止すべきでない」と考えており、理由として「PTAが無いってことは、学校内の横のつながりだけではなく、もっと大きいつながりが失われるので、有事の際はほんまに終わる」と述べています。
また、PTAという組織について「今は在り方を変えて存続した方がいい派です。無くすと新しく組織できないから」とも。
この投稿に対し、同じように「PTAがあって良かったと感じた」という保護者からの経験談が続きました。
「埼玉で子どもの留守番禁止という条例が可決されそうになったとき、真っ先に反対したのはPTA協議会だった」など、PTAの存在が功を奏した事例も示されています。
ほかにも、「『学校を監視する保護者の目・保護者のネットワーク』は無くしてはならないと思う」「完全に労働組合と一緒なんだよな」など、PTAの廃止に対して慎重論を唱える意見もありました。
このようにXではPTA活動を見直すべきといった声や、思い切ってPTAを廃止した経験談や廃止の是非を問う議論など、今まさにPTA活動に関わるすべての保護者にとって見逃せない発言が投稿されています。
当事者となっている人たちにとって、参考になることも多くあるかもしれません。
以上、Togetterがお送りする「3分くらいで分かる週刊X(Twitter)トレンド【J-CAST出張版】」でした。今回紹介したTogetterまとめを振り返りたい方はこちらからどうぞ。次回もお楽しみに。