「監督が気分を害した様子は一切ありませんでした」
ただ、ベッソン監督の行動を報じたのはゲンダイだけではない。映画専門情報サイト「シネマトゥデイ」は13日深夜の記事で、
「ベッソン監督はマスメディア相手の写真撮影は好きではないのか、はじまって即座にその場を離れてしまうアクシデント」
があったと伝えている。さらにゆりやんと監督のやり取りについては、2人がギャグの応酬を見せるなど「息ぴったり」な様子だった、としていた。
そのためネット上には、この報道とゲンダイ記事を比較するような形で、
「ゆりやんの事を、ベッソン監督怒ってないらしい。。どの情報が正しいのか」
「こっち(シネマトゥデイ)の記事だとベッソン監督、別に怒ってたわけではなさそう」
「それにしても真逆の論調で報道が出るのはどうなよ」
といった書き込みも出ている。
いったい、現場では何があったのか。主催者側の関係者は15日、J-CASTニュースの取材に対し、「そもそも、ベッソン監督が途中退場した事実はありません」と報道内容をきっぱりと否定する。
「イベントの進行に多少イレギュラーな部分があり、結果的に監督が先に会場を後にするという形になっただけです。ベンソン監督が勝手に途中退場したというような一部報道は、事実ではありません」
また、ゆりやんと監督のやり取りについても、「終始、ジョークを交わすなど和やかな様子で、監督が気分を害した様子は一切ありませんでした」と話していた。 ただ一方で、今回の騒動についてあるメディア関係者は、
「フォトセッションの途中で監督が退場してしまったので、その後に予定されていたムービーの撮影ができなかったそうです。テレビ関係者も困惑していたとのことでしたし、『途中退場』と言われても仕方ないのでは」
と話している。
こうした点について、上述の主催者側関係者に改めて尋ねると、「イベントの進行に遅れがあって、ムービー撮影の時間が取れなかったのです。いずれにしろ、途中退場があったという報道は事実ではありません」と強調していた。