フリーアナウンサー・気象予報士の関口奈美さんが2024年6月12日、ベビーカー利用時における「電車とホームの間隔」について、過去の体験談を交えながらブログで持論を述べた。
関口さんは20年3月に一般男性と結婚し、21年1月に渡米。22年12月に現地で双子の男児と女児を出産し、同年5月に帰国した。
「なんで全ての電車がこうならないわけ??」
関口さんは、「神戸で感動したこと」と題したブログを公開。利用した電車の扉付近から撮影したホームの写真を添え、「電車とホームの間の隙間、ほぼないじゃん ベビーカー乗せやすくて感激」と感想を記した。
続けて、「なんで全ての電車がこうならないわけ??」と釈然としない様子で、「時々『電車とホームの間を狭くしています』との文言とともに車椅子マークが書かれた車両がありますが、『え?狭くしてこれ?』って感じの隙間の広さなんですよ」と指摘した。
さらに、「新幹線も隙間があってね」と続ける。ベビーカーの乗せ降ろしで、駅員にスロープを出してもらうように頼む際、駅員によって対応のばらつきがあると明かした。
前提として、発車時刻20分前を切ると、スロープの用意を断られることが多いそうだ。ところが、先日対応にあたった駅員は、発車まで10分を切っていたものの、「降りる駅に確認が取れないとお乗せできないのですが、準備しながら相手駅に連絡とってみますね」と臨機応変に対処してくれたという。
「そもそもホームとの間に隙間がなければいい話」
一方、東京駅でスロープを頼んだ際には、駅員から「ベビーカーって車椅子ですか?」と聞き返され、関口さんがベビーカーが車椅子と同じ幅であることを伝えると、「車椅子でスロープを出したことはありますが、ベビーカーでは出したことがないです」と取り合ってもらえなかったことを明かした。
その後、再び「何度か出していただいています」と伝えるも、駅員は「車椅子の定義に当てはまれば出せるんですけれど、ベビーカーの規定はないと思います」と譲らなかったという。
これらの経験から、「人によってこうも違うのです。臨機応変に対応できる人でありたいと思います」とコメント。「そもそもホームとの間に隙間がなければいい話なのよね。そうすれば余計なお仕事をお願いしなくて済むので」と問題点を指摘し、「双子ベビーカーは重いし、新幹線乗るような時は荷物も多いわけで...タイヤが隙間にハマっちゃったり、荷物が落ちちゃったりの危険もあるし」と締めた。