元プロ野球選手の古田敦也さんとラミレスさんが2024年6月4日、フルタの方程式に出演。横浜DeNAベイスターズで監督も務めたラミレスさんが活躍を嬉しく思う現役選手について語った。
「素晴らしいポテンシャルを秘めた選手だと思っていた」
ラミレスさんが「活躍を嬉しく思う」と語った選手とは、現在中日で活躍している細川成也選手だ。細川選手は2016年ドラフト5位でDeNAに入団し、2020年までDeNAの監督を務めたラミレスさんのもとでもプレーしたが、DeNA時代は思うような活躍ができなかった。
細川選手は2022年オフに、現役ドラフトで中日に移籍してから才能が開花。2023年は24本塁打の活躍で今季も打率.299、8本塁打30打点と中日打線を引っ張って行っている。
古田さんが当時、DeNAの監督だったラミレスさんと話した時に「絶対に横浜の4番になる」と話していたことを明かした。
「監督時代、細川がいた。素晴らしいポテンシャルを秘めた選手だといつも思っていた。それでチャンスを与えたけど結果を出せず、ベンチに置くか2軍に落とさざるを得なかった。出せないなら1軍に置いておきたくなかったので、プレーさせるために2軍に落とす必要があった。でも細川はいずれ打率3割30本塁打100打点を打てる4番打者になるとずっと思っていた。彼にはそれだけのポテンシャルがあった」(ラミレスさん)
「今は中日で活躍していて嬉しい」と細川選手について語るラミレスさん。細川選手の打撃練習について、「細川の打撃練習を見ているとカブレラ顔負けのバッティングだった」と西武などで活躍したパワーヒッター、アレックス・カブレラさん顔負けのバッティングだったと語った。