LINEヤフーは2024年6月13日、スマートフォン決済サービス「LINE Pay」を25年4月30日までに日本国内で順次終了すると、公式サイトで発表した。タイ・台湾の「LINE Pay」は継続して利用できる。
国内の送金・決済サービス領域は「PayPay」に一本化
日本国内における「LINE Pay」の新規ユーザー登録は、24年11月下旬までを予定。決済サービスは25年4月下旬まで利用可。今後希望するユーザー向けに「LINE Pay」の残高を、キャッシュレス決済サービス「PayPay」の残高に移行できる機能の提供を予定している。
「LINE Pay」は、14年12月より日本国内にてサービス開始。24年5月時点で国内登録者数が4400万人を超えた。終了する背景は、「LINE Pay」を取り巻く環境の変化やLINEヤフーグループとしての最適な経営資源の配分を検討した結果だと、発表資料で説明されている。
LINEヤフーは、国内の送金・決済サービス領域は「PayPay」に一本化する。LINE Pay(東京都品川区)からPayPay(東京都港区)への事業譲渡は行わず、希望者への残高移行のみ実施予定。一部事業についてはLINEヤフーに継承する。
SNSでは、LINE Payの終了に驚く声が上がった。「サービス終了するの!?」「え、まじで困る」「めちゃめちゃ便利だったのに」「なくなっちゃうのは残念」「マジですか...」などの反応が出ている。