「詳細は価格戦略にも関わりますので、回答を差し控えたい」
西口店が「都心店」とされるのは、座席数分の維持費や深夜コストなどが理由かもしれない。西口店もベイクォーター店も、6月11日の午前中に取材したときは、まばらに客がいる状態で、客層もそれほど変わらなかった。
西口と東口の違いでハンバーガーなどの価格差があることについて、日本マクドナルドの広報部は12日、取材に対し、「詳細は価格戦略にも関わりますので、回答を差し控えさせていただきます」として、その理由は明らかにしなかった。現在は、全国約3000店舗中の約240店舗で、その他の店舗とは異なる価格設定をしているという。
商品によっても価格差は異なるとし、シンプルな「ハンバーガー」については、通常店、準都心店、都心店は170円、特殊立地店は210円となることを明らかにした。基幹商品のため、都心店も通常店と同じ価格にしている可能性がある。
ハンバーガーに、一部を除いて50円の価格差があることで、集客や客層などに影響は出ているかについては、「それほど影響は出ていないと認識しており、お客様のその時々のご都合に合わせてご利用いただいているのではないかと考えております」と述べた。
(J-CASTニュース編集部 野口博之)