ライバルたちに差をつけるためにも
ファームでもう一度出直し、35試合出場で打率.290、4本塁打、16打点をマークした。
1軍に再昇格で長距離砲として活躍が期待される清宮だが、各ポジションの選手層が厚くなっている中で、何度もチャンスが与えられるわけではない。
スポーツ紙デスクは
「清宮が守る三塁に郡司、一塁にアリエル・マルティネスがいます。残りの交流戦は指名打者が使えるので、いろいろな起用法が考えられますが、打撃で結果を残さないと立場を確保できません。野村佑希がいますし、ファームにレイエスも控えている。ライバルたちに差をつけるためにも、結果を残して首脳陣の信頼を勝ち取ってほしいですね」
と期待を込める。
首位・ソフトバンクと8ゲーム差。これ以上突き放されないためにも、清宮が救世主になれるか。(中町顕吾)