漫画家でVTuberとしても活動する「戸田大貴@丹羽にわこ」さんが2024年6月11日、Xに「大切なお知らせ」を公開し反響を集めている。
「痛すぎて意識が何度も飛びかけ、激痛で吐いてしまうほど」
戸田大貴さんは、「歌と人形」をテーマとしたメディアミックスプロジェクト「プリマドール」のコミカライズ作品『プリマドール ~ようこそ黒猫亭へ~』や漫画『委員長のノゾミ』などを手がける漫画家だ。
漫画家としての活動と並行して、VTuber「丹羽にわこ」としても配信活動などを行っている。
戸田さんは11日、「みなさまへ大切なお知らせです」としてXに一枚の文書を公開した。漫画やVTuber活動に関するお知らせかと思いきや、その内容は意外なものだった。
「さて、本日気象庁分布予報にて全国的に真夏日が急増いたします。誠に勝手なお願いで恐縮ですが、水をどうしても飲んでいただきたいです」
戸田さんは水を飲んでもらいたいと呼びかけた理由について、「約3年前の夏、私は水を飲むことを怠り尿管結石を思いました」と自身の辛い経験を明かしている。
「結石になるとどうなるかご存じでしょうか、痛すぎて意識が何度も飛びかけ、激痛で吐いてしまうほどです。結石は、世界三大激痛のひとつと言われており『七転八倒の苦しみ』とも表現されます。それだけではなく、一度なってしまうと5年以内の再発率も50%近くと大変に厄介なものです」
戸田さんは、「もう誰もこの痛みを味わってほしくない」とした上で、「水を飲むだけでそれが防げるのであれば周りの友人や家族に伝えて欲しいです」と訴えた。
特に注意してほしいタイミングとして、「特にご飯を食べた後や就寝前は長時間飲まない時間が続き発症率がぐんと上がるため摂取していただきたいです」としている。
戸田さんがこうした呼びかけを行うのは初めてではないという。23年5月にも、尿管結石のリスクを訴え「これは警告です読んだ貴方はすぐに水を飲んでください頼むからみず」と投稿。7月にも「何回でも言う、頼むから今すぐ水を飲んでほしい」としていた。
「去年も同じようなツイート(ポスト)を行い、みなさまの拡散のおかげで結石になる方を1人でも多く減らせることができたと思います、この場を借りて改めて御礼申し上げます」と感謝をつづった。
「皆にも味わってもらいたくないという優しさが沁みます」
戸田さんの「お知らせ」には、改めて水分摂取の大切さを感じたとする声が相次いでいる。尿管結石の経験者からのアドバイスも多い。
「なった人にしかわからない痛み尿管結石 そして、皆にも味わってもらいたくないという優しさが沁みます。背中を付けて眠れずスパイダーウォークみたいな体制で朝を迎えたのが蘇ってくる」
「先月に初めて、尿管結石になり、救急搬送されました。あの痛みはなった人にしか分からないです。もうなりたくないので、お水たくさん飲みます。皆も気をつけて...」
「戸田先生、にわこちゃん、注意喚起ありがとうございます! そして尿路結石、患って時間が経ってしまうと、あんなに苦しい思いをしていても人間ってのは喉元過ぎれば熱さ忘れる、の生き物でして...私も二度味わった痛みを思い出して、改めて水分補給怠りなきように努めます」