プロ野球DeNAの元監督でヤクルト、巨人、DeNAでプレーしたアレックス・ラミレス氏(49)が2024年6月8日にユーチューブを更新し、古巣・巨人の新外国人選手エリエ・ヘルナンデス外野手(29)を今シーズンのキーマンに上げた。
大リーグ通算178本塁打オドーアが開幕直前に退団
ドミニカ共和国出身のヘルナンデスは22年シーズンに大リーグのテキサス・レンジャーズでプレー。23年はレンジャーズ傘下の3Aでプレーし、24年シーズンは3Aで開幕を迎えた。
巨人は5月10日にヘルナンデスの入団を発表。セ・パ交流戦の開幕戦となった28日(東京ドーム)のソフトバンク戦で日本デビューを果たした。
巨人は23年オフにサンディエゴ・パドレスからルーグネッド・オドーア外野手(30)を獲得。大リーグ通算178本塁打の長距離砲に大きな期待がかかったが、開幕直前に退団したことから戦力補強が急務だった。
阿部慎之助監督就任1年目の今シーズンは、6月10日時点でリーグ3位、交流戦は5位タイにつけている。
巨人の現状についてラミレス氏は「あれだけいい打者が揃っているのに、もう少し打率が高くてもと思う人は多いんじゃないかな」と、リーグ5位のチーム打率(.232)に触れ、今シーズン本塁打が少ない傾向にある理由を独自分析した。
セ・リーグのチーム本塁打数はヤクルトの42本がトップで、DeNAが32本で続き、巨人、阪神、広島が25本で並んでいる。ワーストは中日の24本だ。