音楽グループ「RepezenFoxx(レペゼンフォックス、旧レペゼン地球)」を脱退し、2024年5月にプロ野球独立リーグの九州アジアリーグ所属「北九州下関フェニックス」への入団を発表していたGINTA(DJ銀太)さんが6月9日、プロ野球選手としての初戦に臨んだ。
「絶対いい思い出よ、相手ピッチャーは」
GINTAさんは24年3月末にレペゼンフォックスを脱退。ソロでの楽曲を公開するなどして音楽活動を続けていたが、5月末に突如プロ野球界入りを発表した。北九州下関フェニックスは、実業家の堀江貴文さんが設立した野球チームだ。
背番号は「27」、ポジションは内野手で、9日開催の北九州下関フェニックス対宮崎サンシャインズ戦では1日監督を務めると発表されていた。
GINTAさんには野球経験があり、日本ハムファイターズで活躍し大リーグでもプレーした田中賢介さんや、横浜ベイスターズ・読売ジャイアンツで活躍した村田修一さんら数々の元プロ野球選手を輩出した名門・東福岡高校で甲子園を目指していた。
初戦を控えた7日には、銀色のグローブと「NAKATA」の刺繍が入ったバッティング手袋、ボールの写真を公開し「田口麗斗が作ってくれた オーダーグローブと 中田翔さんの バッティング手袋で 6月9日の試合に臨みます」と報告していた。
プロ野球ヤクルトスワローズのクローザー・田口投手と、中日ドラゴンズの中田選手からのプレゼントだという。
試合を終えた9日午後、GINTAさんはXで、「僕のプロ野球での デビュー戦をご覧下さいww」として、初打席の中継動画を公開した。
ユニホーム姿で打席に立つと、バットで外野方面を指し「ホームラン予告」。黄色い声援が上がる中、数回素振りすると1球目は足元の球を見送った。1ボール0ストライクで迎えた2球目、「っしゃー!!!」と雄叫びを上げ、しっかりとボールを打ち返した。
サードゴロに倒れるも、スライディングで1塁ベースに飛び込むガッツも見せた。
解説者は「絶対いい思い出よ、相手ピッチャーは」と和やかに見守りつつ、スタンドの声援に驚いた様子で「うわ、すっごい! えっぐいよこれ。全員女の子」と声をあげていた。
試合は9-7で、フェニックスが勝利した。サードゴロながらしっかりと球場をわかせたGINTAさんの初戦に、SNS上でも驚きの声が相次いだ。
「ホームラン予告、咆哮、サードゴロ、ヘッドスライディング 面白すぎるw」
「ほんとにここまで行動力ある人 見たことないなーww マジリスペクトです!」
「ヘッスラはさすがすぎる笑」
なお、GINTAさんは投稿に「9月27日にワンマンライブやります!! チケット発売されたので是非」とリプライし、自らのバースデーライブを宣伝している。
僕のプロ野球での
— GINTA (@mr_ginta) June 9, 2024
デビュー戦をご覧下さいww pic.twitter.com/X4Hib40PTi