実業家の前澤友作氏が2024年6月9日、自動車レース中の事故で救急搬送されたと、自らXで明かしている。
「今日は完走したいと思います!」決意つづるも無念のリタイア
前澤氏は宮城県村田町の総合モータースポーツ施設「スポーツランドSUGO」で行われた「フェラーリ・チャレンジ・ジャパン SUGO」に参加していた。
8日には「おはようございます! この後、Ferrari Challenge Japan SUGO戦の予選が9:30より始まります! 今日も一日安全運転で頑張ります」としてヘルメットの写真を投稿していた前澤さん。同日夜には「SUGOの予選終わりまして、1:25.614でクラス1位&クラスコースレコード」としてレーシングスーツ姿でピースサインをする記念写真を公開した。
全体6位で臨んだ8日の決勝戦では「本日の決勝戦は途中リタイアとなってしまいました。もっともっと鍛錬します。明日も頑張ります!」と悔しさを滲ませていた。
9日午前には、「今日の予選終わりまして1:24.852で総合7位(クラス1位)となりました。決勝は13:45からです。ライブ中継もあります。今日は完走したいと思います!」としていたが、クラッシュしてしまったという。
報道によると、前澤氏が運転していたフェラーリを含む2台が絡む事故で、クラッシュに巻き込まれたドライバーの男性はドクターヘリで搬送された。前澤氏は救急車で病院に向かったという。
「お相手の選手も検査の結果軽傷とのこと」
前澤氏は同日夜、Xを更新し事故の詳細を伝えた。
「本日、レース中のアクシデントによるブレーキ損傷により、ブレーキが作動せず事故を起こしてしまいました」
自身については「事故後すぐに病院で検査していただきましたが軽傷でしたのでホテルに戻り安静にしています」。ドクターヘリで搬送された男性についても、「お相手の選手も検査の結果軽傷とのことで、すでにご帰宅されたと伺っています」とした。
事故に際し、「この度は、ご心配ご迷惑をおかけしましたこと、誠に申し訳ありませんでした。同じレースに参加していた選手の皆様、レース関係者の皆様にも心よりお詫び申し上げます」と謝罪した。
前澤氏の報告には、「ブレーキが作動しなくなったってかなり危険だったはず。軽症で済んで良かったです。安心しました」「心配してました。前澤さんもお相手の選手の方も無事で本当に良かったです。お大事になさってください」など、心配する声が相次いでいる。
前澤氏は23年に「前澤友作 スーパーカープロジェクト」の一環としてレーシングチーム「MAEZAWA RACING」を立ち上げた。
24年には、YouTubeに「【ついに始動!】前澤友作 レーシングドライバーへの道」と題する動画を公開し、自らレーシングドライバーとして試合に臨むと宣言。プロレーシングドライバーの指導のもと、トレーニングを積んでいた。
本日、レース中のアクシデントによるブレーキ損傷により、ブレーキが作動せず事故を起こしてしまいました。事故後すぐに病院で検査していただきましたが軽傷でしたのでホテルに戻り安静にしています。お相手の選手も検査の結果軽傷とのことで、すでにご帰宅されたと伺っています。この度は、ご心配ご迷…
— 前澤友作 (@yousuck2020) June 9, 2024