相手都合で取引キャンセルされたのに「怒れなかった」理由とは Xで話題のネットオークション「面白エピソード」

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相手都合でキャンセルされたのに、怒れなかったマニア同士の取引

   ネットオークションでは時折、取引相手とトラブルに発展したという出来事も起きています。

   あるXユーザーは、相手の一方的な都合で取引をキャンセルされてしまいました。ところが相手に対し、「怒れなかった」という体験をした話をXに投稿。その内容が注目を集めたことがありました。

ネットオークションで購入したものを完全な相手都合でキャンセルされた話がなんかいい話だった「ドラマを感じる」「私ならこれ怒れない」 - Togetter

   このユーザーの取引相手から送られたメッセージによると「いざ売るって考えたらどうしても惜しくなったので、いくら(お金を)積まれても売れない。これを手放すときは私がコレクターを辞めるとき。引退するときはあなたに一番に連絡するので、本当に申し訳ない」と書かれていたそう。

   メッセージを受け取ったユーザーは、取引をキャンセルされたことに腹を立てたというよりは、同じ品物のコレクターとしてそうなった気持ちがよく理解できたといい、取引相手には「その気持ち分かるわ~」と返事したそう。

   また、このユーザーは取引相手とはその後も商品の取引用チャットでコミュニケーションを続けており、取引相手を許してはいるものの、商品を手に入れること自体は諦めていないとのだそうです。

   体験談を読んだXユーザーからは「いい話だ...」「交渉決裂なのに、その後仲良くなっててほっこりした」など、見知らぬ相手との交流が生まれたことに好意的なコメントが寄せられていました。

   落札額以上の価値がある品を手に入れてしまったり、コレクター同士が相手の気持ちを推し量ったりといったドラマのような話も起きているネットオークション。

   Xではトラブルの話題が目立っているのではと思いきや、意外にも興味深く、微笑ましいエピソードも生まれていることがわかります。

   世の中、まだまだ捨てたものではないと思えるのではないでしょうか。

   以上、Togetterがお送りする「3分くらいで分かる週刊X(Twitter)トレンド【J-CAST出張版】」でした。今回紹介したTogetterまとめを振り返りたい方はこちらからどうぞ。次回もお楽しみに。

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