小中学生の「SNS漬け」が心配だ 女子中学生の4割、1日1時間以上もLINEやTikTok...親が取るべき対策は

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ルール作りと、ペアレンタル・コントロールの実行を

――SNSを1日1時間以上利用する子どもが増えていますね。特に中学女子では、LINEとTikTokに1時間以上費やす人の割合が、それぞれ44%、39%と非常に多いことが心配です。男子に比べ、女子は色々と心配な面が多いと思いますが、親はどう対応すればいいでしょうか。

水野一成さん さきほども言ったように、同年代の普及が進めば、利用している友だちも増えます。その結果、メッセージのやりとり、コンテンツの共有が増え、利用時間も増えていきます。特に、女子はコミュニケーション関連が高く出る傾向がありますから。

親がとれる対策は、まずスマホを利用させる時にルールを決めること、そして話し合うことが大切ではないでしょうか。そして家庭によりますが、そのルールを守るうえでも「ペアレンタル・コントロール」を実行する。また、ルールは学年が上がるごとや、長期休み前などに見直すことをお勧めします。

――今後、小中学生のSNSはどう変化していくでしょうか。また、どんな課題があるでしょうか。

水野一成さん 親が管理するにも限界がありますし、そして、いつかは管理外になります。そういった面でも、家庭・学校・社会がSNSを含め情報リテラシーを高める取り組みが必要ではないでしょうか。

(J‐CASTニュースBiz編集部 福田和郎)

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