タブレット端末、認証機の「後付け」でコスト抑える
またXでは、顔認証システム・QRコード仕様となった山万ユーカリが丘線の改札も注目を集めた。
東急電鉄ではQRコードの読み取りやクレジットカードのタッチ決済機能がついた改札機の設置を進めており、24年1月には世田谷線の各駅と東急新横浜線・新横浜駅を除く全駅に設置された。JR東日本も、22年よりQRコード読み取り機能が付いた改札機の設置を開始している。
大手鉄道会社が新たな改札機を用意するのに対し、山万ユーカリが丘線では、従来の改札機にタブレット端末やQRコードの認証機が「後付け」で取り付けられている。
この理由について山万の担当者は「従来の改札機に端末を設置して、コストを低減する運用としました」としている。