お笑いコンビ「霜降り明星」の粗品さんが2024年6月6日に公開したYouTube動画で、「お蔵入りになった事件」として、自身の借金をめぐる笑い話を明かした。
ギャンブルやめないまま完済、動画で公表許される
粗品さんは、「もうギャンブルしない事を条件に借りれた金でギャンブルしたら探偵雇われてバレた」と題した動画で顛末を明かした。
事の発端は、経済的に困窮していたという23年春ごろ、たびたび金を借りていた男性から、返済まで「ギャンブル」をやめるようにとの条件付きで「何百万(円)」を借りたこと。
しかし粗品さんは、「もちろんやけど、その人からお金借りた次の日にはもうパチンコ行ってまして。てか普通にギャンブルしまくってた」と笑みを浮かべ、
「それがバレまして、その借りた人に。なんでバレたかっていうと僕探偵つけられてたんですよ。えげつない話なんですけど」
と驚きを伝える。大量の証拠写真を突き付けられ、貸し主から「絶交」の言葉が飛び出す場面もあったといい、「めっちゃ怒られてました~」と告白。ギャンブルをやめないまま完済に至り、今回動画のネタにすることが許されたという。
「奇声を上げながら飛び跳ねるなど悔しがっている様子」
その後、粗品さんは探偵事務所に許可を得たと前置き、当時の分厚い調査報告書を笑いながら読み上げた。施設に出入りする様子が写真とともに、
「パチンコ台の椅子に座ると財布から取り出した1万円札を額に当て、祈っている様子がうかがえる」
「やたらパチンコ台を触る、意味もなくボタンを連打するなど挙動不審な様子である」
「パチンコ台にもたれかかり、うなだれている様子がうかがえる。のち、席を立つと店内を徘徊する」
「同店前の路上にタクシーが停車する、間もなく本人が出てくると、奇声を上げながら飛び跳ねるなど悔しがっている様子である。のち、うなだれながらタクシーに乗る」
などと生々しく記述されている。パチンコ店から競艇場に移動したり、別日に競馬に興じたりする姿もみられた。粗品さんは「めちゃくちゃ恥ずい。ただおもろすぎる」といったコメントを交え、最後には次のとおり笑いを誘った。
「1年経ったから笑えるわ。これ当時そのブチ切れられてるからな、借りた人に」
「その節はすみませんでした。今は和解してスッキリしてるし、金も返したんでね。また借りたいと思います」