立憲民主党の岡田克也幹事長が2024年6月6日、茨城県守谷市の守谷駅で演説を行ったが、それを告知する立て看板が、実は無許可だった。守谷市の公式Xが投稿した無許可の立て看板の画像に「立憲民主党」の文字が映り込み、波紋が広がっている。
7日にJ-CASTニュースの取材に応じた守谷市の都市整備部長は、5日に計113枚の立て看板を撤去したと明かし、「街路樹に(看板を)付けるなんてありえない」と怒りをあらわにした。
撤去する旨連絡あるも...看板はなくならず
守谷市の公式Xは5日、幹線道路に設置されていた違法な竪管を撤去したと報告し、「道路上の街路樹や電柱などに無許可で立て看板を設置することは違法ですので、 絶対におやめください!!」と呼びかけた。
投稿には職員が街路樹にワイヤーで括られた立て看板を撤去する様子の画像が添えられた。看板の裏側から撮影されているものの、「立憲民主党」の文字が見える。Xではこれが注目され、立憲への批判の声が寄せられた。
なお、同市都市整備部長によると、この投稿は立憲への怒りを示す意図はないという。
看板撤去の経緯はこうだ。看板の設置管理者の名前がなかったが党の関係者だろうと思い、市は5月末に関係者に撤去を依頼した。週明け、6月3日になっても撤去されなかったため、再度連絡したところ「3日に作業するつもりだったが延期して4日に作業する」との回答だったという。しかし、4日にも撤去されなかったため、5日に強制撤去した。