好調の楽天が「若返り」を加速させている。
一時は借金が9までふくらんだが、その後は島内宏明、浅村栄斗と主力をスタメンから外して借金4まで減らしている。交流戦7勝2敗と首位に浮上した。
小郷裕哉、村林一輝、辰己涼介、小深田大翔が奮起
チームのテコ入れを図るために、今江敏晃監督は決断を下した。
過去に打点王、最多安打とタイトルを獲得し、今シーズンも4番を務めていた島内だったが、打撃の状態が上がらず打率.214、0本塁打、12打点。2024年5月27日に登録抹消された。
さらに、本塁打王を2度獲得し、西武在籍時の16年から8年連続全試合出場している浅村栄斗も打率が2割1分を下回る打撃不振で、6月4日~6日の同一カード3連勝を飾った阪神戦(甲子園)は3試合連続ベンチスタートに。
代打で出場した5日の同戦で浅村は32打席ぶりの安打を放ったが、ベテランが機能しない状況で若手、中堅が奮起する。
小郷裕哉、村林一輝、辰己涼介、小深田大翔がチームの核となり、白星を重ねている。