ソフトバンクが交流戦でも強さを持続している。
交流戦1カード目となった巨人戦は1勝2敗と負け越したが、その後は5連勝。2024年6月5日の中日戦(バンテリン)で5-1と快勝し、貯金が今季最多の20に到達した。
柳町達、佐藤直樹らが奮闘
4年ぶりのV奪回を狙う今シーズンは圧倒的な破壊力を持つ打線が得点を重ね、春先から首位を快走。
だが、全48試合に3番でスタメン出場していた柳田悠岐が5月31日の広島戦(ペイペイドーム)で、走塁中に右ハムストリングスを痛めて途中交代し、登録抹消された。
柳田は替えのきかない選手だ。長期離脱は大きな痛手だが、柳町達、佐藤直樹らが奮闘して白星を重ねている。
「ソフトバンクは選手の層が厚い。柳町は他球団なら外野のレギュラーを張れる素材です。穴がないし、バットコントロールが巧い選手なので相手バッテリーは神経を使うでしょう。柳田の代わりとまではいかなくても、戦力として十分に計算できる」(スポーツ紙デスク)