「思い出振り返るお手伝いに、auも他社もありません」
J‐CASTニュースBiz編集部は、「おもいでケータイ再起動」を行なっているKDDI広報部の担当者の話を聞いた。
――1万6000人を突破した日付は、いつなのでしょうか。
担当者 2024年4月5日です。2016年7月に始めてから、7年9か月目です。
――au以外のケータイも無料で参加OKとしているのは、ずいぶん太っ腹ですね。
担当者 電源が入らないケータイに入った大切な写真を、二度と見られずにあきらめていた方々の思い出を振り返るお手伝いをしたい、という思いから、通信事業者を問わず、開始当初からau以外のケータイでも対応しております。
――思い出写真をプリントにするだけでなく、せっかく再起動したのだから、現在使っているスマホなどの別機種にデータを移行してほしいという要望はないのでしょうか。
担当者 機種状況にもよりますが、お客さまのご要望に応じて、データ移行の操作方法をご案内しております。
――このサービスの目的の1つに資源リサイクもあると思いますが、実際に古いケータイをリサイクルに申し込む人はどのくらいいるのでしょうか。
担当者 KDDIのリサイクルは、手作業により99.8%の再資源化率を誇ります。これまで1000台以上、今年度のイベントにおいては2割弱のケータイがリサイクルへ申し込まれています。そのほかは、ご自宅でゆっくり画像を見たい、とお持ち帰りされています。