「いざ文字にするとやっぱり恥ずかしいし、少し心が痛い」
その理由について、「恥ずかしいからだ。『逃げたっていいんだよ』と言われるが逃げるのも恥ずかしい」とし、「今では何とも思ってないつもりだったけど、いざ文字にするとやっぱり恥ずかしいし、少し心が痛い」と続けた。
そして、「テレビで輝いてるアイドルを見て こうやってキラキラ活躍してれば いじめてきた人たちに住んでる世界が違うんだよって復讐できるかな、って思った」と振り返る。この時に芽生えた気持ちが自身の「根源」だといい、「まったくもってキラキラしていない」としつつも、「悔しいという気持ちは何よりもパワーになると思ってる。それだけで16年続けてきた」とつづった。
この気持ちを公にするきっかけになったのが、「W.W.D」だったという。「歌の中で『復讐』という言葉が『見返してやる』に変わった。意味は変わってないのかもしれない。ただ、何というか。ドス黒さが少し和らいだ気がした」と自身に訪れた変化を明かした。
楽曲には、「どん底も経験してんだ 夢を見たっていいじゃん 見返してやるし...」という歌詞がある。古川さんは、「同じような意味でも言葉の選び方で人生が変わったりすることを私は知っている 闇堕ちして目に光がなくて誰にも気にかけてもらえなかったところを 言葉一つでなんか捉えられ方が変わった気がした」とし、作詞のヒャダインさんに感謝を伝えた。