「プラに戻った!」マックのストローにXで報告相次ぐ 紙はどうなる?運営会社の説明は

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基本的には紙製を提供、申し出ればプラスチック製も

   マックのサイトでは、地球環境のためにとして、「2025年末までに、お客様提供用容器包装類を、再生可能な素材、リサイクル素材または認証された素材に変更します」と目標を掲げている。その後、スプーンを木製に変えるなど、環境に優しい素材選びを続けている。

   この取り組みに、理解を示す声は出ているものの、紙ストローについては、すぐにフニャフニャになってしまう、プラスチックに比べて飲んでも美味しくない、といった苦情も、度々上がっている。前のプラスチックストローに戻してほしい、といった声も多いようだ。

   マックの紙ストローについて、料理研究家のリュウジさんは4月、自らのユーチューブチャンネルでハンバーガーなどを食べた感想を話しながら、「地球に優しいね」と評価した。しかし、口を着けると、「うわ、ダメだ」「全然美味しくない」などと渋い顔を見せ、カップに口を着けて飲んだほうがいいと勧めて話題になったことがある。

   先のじゃどさんは、6月3日に札幌市内の店へ行ってプラのストローを提供されたという。この店は4日、なぜ紙ではなかったのかについて、「本社に聞いてほしい」と取材に答えた。 店舗で提供するストローについて、日本マクドナルドの広報部は6月4日、取材に対し、公式サイトのプラスチック対策の通りだとしたうえで、「投稿当時の状況については、現在、確認中でございます」とだけコメントした。

   ただ、「お客様からお申し出があった場合は、プラスチック製ストローを提供させていただいております」と説明した。そのうえで、「環境配慮への取り組みにご賛同いただければ幸いです」としている。

   なお、ドリンクのフタは、ストローが紙なのになぜプラなのかといった疑問が相次いでいるが、広報部では、「蓋に関しても、サステナブル素材への変更のテストをしております」と明らかにした。

(J-CASTニュース編集部 野口博之)

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