マクドナルドに行ったところ、いつもの紙ストローではなくプラスチックだった!――こんな投稿がX上で相次ぎ、何か変化があったのかと関心を集めている。
環境に優しい素材を、と始まった紙ストローだが、飲み心地が悪いといった声も根強い。ハンバーガーチェーンを展開する日本マクドナルドに取材して、今後の方針を聞いた。
「食感が好みでなく、水を吸って柔らかくなる」と紙に苦情も
公式サイトの「プラスチック対策」によると、マックの紙ストローは、2022年10月から店舗での提供が始まった。マックシェイクや子ども用ストローなどの一部商品は、プラスチックストローにしている。
ところが、24年5月下旬ごろから、マックの店に行ったところ、何も言わないにもかかわらず、ドリンクにプラスチックストローが付いたと報告する投稿がX上で相次いだ。
6月3日には、プラにしてほしいという客の訴えが実ったのではないかと、ドリンクにプラのストローを入れた写真が投稿され、18万件以上の「いいね」が集まる反響を呼んでいる。
投稿者のじゃどさん(@judsan12)は、「紙ストローよりプラストローの方がおいしく感じるんですよね」とXで説明し、「紙ストローがふにゃふにゃになった後は蓋外して飲んでました」とした。じゃどさんは4日、J-CASTニュースの取材に応じ、「紙ストローの食感と飲み終わる頃には水を吸って柔らかくなってしまうところが私の好みではないのでプラスチックのストローの方が好み」だと明かした。モバイルオーダーで注文し、トレイを見たところプラのストローだったが、その理由については聞いていないという。
投稿へのリプライでは、「紙のストローが苦手だったから戻ったのなら嬉しい」「全店舗プラストに戻って欲しい」などと歓迎する声がかなり多かった。プラのストローが提供された理由については、要望を受けて一部店舗で行われているのではないかといった声のほか、シェイク用などを入れ間違えた、紙の在庫が切れた、といった説も出ていた。「プラのストローくださいって言えば貰えますよ」という真偽不明の情報もあった。