警視庁警備部災害対策課の公式Xが2024年6月4日、幼い子どもと外出する際に役立つ「振りほどかれない手の繋ぎ方」を紹介し、注目を集めている。
「普段の外出時や災害時の避難の際にも有効です」
同アカウントは「お出掛けの際、3歳になる息子が急に走り出す事が多くなりました」として、「振りほどかれない手の繋ぎ方」を紹介。このつなぎ方は、保育園で教わったものだという。
つなぎ方は次のとおりだ。
(1)子どもに大人の親指を握らせる。
(2)人差しと中指の間に子どもの手首を挟む。
(3)薬指と小指で子どもの拳を包み込む。
この時、大人が無理に子どもの手首をつかむのではなく、子どもに親指を握ってもらうようにするのがポイントだ。握手するように手のひら同士を繋ぐ一般的な繋ぎ方に比べ、手首からしっかりと子どもの拳をカバーすることで、急に振りほどかれることを防ぐことができるようだ。
同アカウントは、「写真のように手を繋ぐことで、子供の拳をしっかり掴むことができ安全に外出することができます。普段の外出時や災害時の避難の際にも有効です」としている。
幼い子どもの行動は予測できず、ヒヤッとすることも少なくない。投稿は約1日で1.9万回リポスト(拡散)され、いいねは6万を超えている。
投稿を見た人からは、「握り方だけでそんなに変わるのですね 『振りほどかれない手の繋ぎ方』当たり前の繋ぎ方になりますように」「ハーネスは限度があり手を繋いでいても走り出して危ない2歳児に試してみます...いつも有益情報ありがとうございます!」など、活用したいとする声が相次いでいる。
警備部災害対策課のXでは、災害対策情報だけでなく、日常でも役立つお役立ち情報を紹介している。5月末には、保湿剤として知られるワセリンから、アウトドアで活躍する道具「ワセリン玉」を作り出す方法を紹介し、反響を呼んでいた。
お出掛けの際、3歳になる息子が急に走り出す事が多くなりました。そんな時、保育園で教わった「振りほどかれない手の繋ぎ方」を実践してみました。写真のように手を繋ぐことで、子供の拳をしっかり掴むことができ安全に外出することができます。普段の外出時や災害時の避難の際にも有効です。 pic.twitter.com/r4J5l1EBPC
— 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) June 3, 2024