お笑いタレント・関根勤さん(70)が2024年6月1日、YouTubeで10年間「出禁」だった人気番組を明かし、大きな反響を呼んでいる。
「腹立ったから」カンペ無視
関根さんは「【削除覚悟】坂東英二、黒柳徹子の番組でブチギレ!?『世界ふしぎ発見! 』で関根が出禁になっていた知られざる話を語ります」と題した動画を投稿。
視聴者から「テレビ・ラジオ・舞台などでつまんないと思いながら仕事をした経験はありますか?対処法を教えてください」と質問が届くと、「もう終わったからいいや。『ふしぎ発見』終わったよね。じゃあもう喋っていいよね」とした。関根さんはレギュラー番組として38年間放送された人気番組「世界ふしぎ発見!」(TBS系)について言及した。
関根さんは「20代のころかな?坂東(英二)さんがバリバリに元気だった頃、(番組に)出たんですよ」と切り出した。関根さんの中学時代の先輩が番組の作家だったが、「その人好きじゃなかった」と本音をもらした。
先輩に肩を組まれて「いいボケよろしくな」と言われ「クイズ番組なのに何がボケ?」と思い「ちょっとカチンときて」と振り返った。
「板東さんが当てたいから、草野さんに『ヒントくれ、ヒントくれ』『どうなってるんですか!草野さん』とうるさくて、嫌になっちゃって」とし、関根さんは話さなくなってしまっと振り返る。カンペに「喋ってください」と書かれたが、「腹立ったから」無視したという。
「喋らないし、黒柳さんが勝たないといけないの阻止したし、ボケないし。それから10年以上、オファー来なかったですよ」
関根さんは番組スタッフに、正解すると3ポイントの得点が入る「スーパーひとしくん人形」を「最後の問題にかけてください」と言われたと明かした。「だけど嫌だったから。坂東さんうるさいし、作家にボケろとか言われて嫌な感じだし。2問目かな。絶対に分かる問題が来たから賭けた。で、3ポイントかなんか取って、結局俺が優勝したの」と振り返る。
ところが優勝賞品である「ステンドグラスでできたランプシェードみたいなやつ」をもらうことができなかったという。「くれなかった。番組が怒って」とし、「だって喋らないし、黒柳さんが勝たないといけないの阻止したし、ボケないし。それから10年以上、オファー来なかったですよ」と明かした。
その後、スタッフが入れ替わったりしたりしたこともあってオファーがあったが「日程が合わなかった」という。「出禁くらったと思う。終わったからいいけど。そういうとがっていた時期はありましたね」などと続け、「終わったからね、もう。終わったから言えたよ。スッキリした」と締めくくった。