STARTO ENTERTAINMENT(旧ジャニーズ事務所)のアイドルグループ「WEST.」の中間淳太さんが2024年6月3日、自身のSNS投稿について釈明した。
「距離感は考えて欲しい」「スタッフならなんでもありなの?」
WEST.をめぐっては、10周年を記念したライブツアー「10th Anniversary LIVE TOUR AWARD」での舞台裏を明かした投稿が物議を醸していた。
中間さんは6月1日、自身の顔写真をイラスト風に加工し、メンバーカラーのシールやポンポンをあしらった手作りうちわの写真を公開し「私のトロッコの上に、スタッフさんがミニうちわを置いててびっくり。笑 えー、俺ディズニープリンスみたいなってるやーん」と投稿。
インスタグラムでも、うちわを手に持った記念写真を公開していた。
神山智洋さんや桐山照史さんら他メンバーらも、インスタグラムのストーリーズを通じて、ステージ下の移動時に使う台車の写真を公開するなどしていた。台車にはメンバーごとに異なる装飾がされていたほか、スタッフからのメッセージが書いてある公演もあった。
スタッフらとの交流を微笑ましく見守るファンも多い一方で、「スタッフさんと仲がいいのはWEST.の美点でもあるけど距離感は考えて欲しい」「スタッフならなんでもありなの?」などとする声が上がっていた。
STARTO所属タレントのライブに持ち込めるうちわには、公式で定められたサイズがあるほか、公式ルールではないものの、ステージ上のメンバーらの目を痛める可能性があるホログラム加工を禁止したり、取れやすい装飾を控えたりする暗黙のルールがあるという。
中間さんが公開したスタッフ手作りのうちわには、ファンらが避けているホログラムシールやポンポンが使われており、不快感を感じたファンもいるようだ。
「もちろん皆さんの声援には敵わないけど、正直励みになっている」
中間さんは3日にXを更新し「私、『自分の感情だけで物言ってません...?』とか『...はて?』とか思うコメントについては、正直ガンスルースキルを持ちあわせていますが、自分が反省しなきゃなと思うことだったり、ちゃんと伝えなきゃなってことは、向き合いたいです」と切り出した。
「私やメンバーが色んなところであげた舞台裏の写真について、一部、否定的なコメントが届いています」と批判の声に触れ、「まずは、嫌な気持ちにさせてごめんなさい」と謝罪した。
一連の投稿を行った意図について「ただただ、自分たちが嬉しかったことを共有したかっただけ」と釈明し、「もしかしたらそれが配慮不足になっていたかもしれません。ごめんね」と再度謝罪した。
スタッフの行動の意図については「スタッフさんは我々がハードスケジュールの中でも、少しでも楽しませようという気持ちでああいったことをやってくれてると思うんです」とした上で、「もちろん皆さんの声援には敵わないけど、正直励みになっているところもあります。だから、どうかその気持ちは否定してあげないでほしいです」とフォローした。
ファンに向けては、「私が何よりも大切に思ってるのはあなたたちです。その気持ちが伝わってないのなら寂しいですが、そう思ってもらえるように引き続き頑張ります」としている。
「スタッフさんの愛をとても感じました」「結局ファンが矢面に立たされちゃってる」
批判の声が過熱している現状については、「多くの人は『意見』でしたが、中には『悪口』が混じっています。意見は受けとめますが、送信する前に一度文面を冷静に見てほしいです」と注意喚起し、「私は悪口をガンスルーできるタイプですが、人によっては傷ついちゃうので...。自分の大切な人が、誰かを傷つける人間になってほしくないので、宜しくお願いします」と呼びかけた。
中間さんの投稿には、「私はスタッフさんの愛をとても感じましたし、WEST.が嬉しそうでとてもほっこりしてました」「スタッフさんたちだって疲れてるのは同じなのに、少しでもWEST.を楽しませようと頑張ってくださってて感謝しかないよ」など共感と納得の声が寄せられた。
一方で、「結局ファンが矢面に立たされちゃってるし、問題はそこじゃないのに...」「言ってることは分かるけど今回に関しては『嫌だ』って思ってるファンがいる事実をちゃんと理解してほしい」「スタッフの気持ちも考えて...と言うのなら、オタクの気持ちを考えて発信してれば良かったのでは...?」などと首をひねるファンの声も少なくないようだ。