「本当の退職理由」を会社に伝えて感謝された X投稿で辿る「退職代行サービス」普及の変遷

   労働者に代わって、退職手続きを請け負う「退職代行サービス」が社会に定着しつつあります。X(Twitter)でも、退職代行に関する話題が尽きません。

   退職代行は2017年頃に生まれたサービスです。黎明期から2024年現在に至るまでの話題の変遷を見ると、Xユーザーの間でサービスへの評価も変化していることが見えてきます。

   ツイートまとめサービスのTogetter(トゥギャッター)が解説する「3分くらいで分かる週刊X(Twitter)トレンド【J-CAST出張版】」、今回は「退職代行サービスの変遷」について掘り下げます。

  • 「退職代行サービス」普及の変遷とは
    「退職代行サービス」普及の変遷とは
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2018年頃は「需要の高さが意外」という反応が多かった

   2018年9月に「退職代行サービスに予想以上の需要がある」という主旨のニュースが、Xで大いに注目を集めました。

   当時はまだ「退職代行サービス」を展開している事業者も少なく、社会的な認知度はそれほど高くありませんでした。

『退職代行サービス』の需要が高まっているというニュースに様々な意見「予想以上に闇が深い」「代行はしなくていいだろ相談だけ乗ってやれや」 - Togetter

   ニュースに対するXユーザーの反応は

「(サービスを知った)当初はネタかと思ったけど、利用者の感想を見ると予想以上に闇が深かった」
「このサービス成長してるのが面白いなあ。日本でだけ成立するビジネスじゃないか」

といった、需要の高さを意外に感じる声が目立ちます。

   また、「代行までせず相談だけ乗ればいいじゃないか」と異議を唱える声も少なからずあり、それに対して「自分でケジメを、は正論だけど退職代行を使わざるを得ない人がいるのもまた事実」と擁護する声が出るなど、サービスの是非をめぐっての議論も活発に行われていました。

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