井上尚弥の「無双」はどこまで続くのか 識者が選ぶ「スーパーバンタム級で唯一、勝負になりそうな相手」

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   プロボクシングのスーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋、31)にライバルは現れるのか。

   井上は2024年9月に4団体王座の防衛戦を計画しており、しばらくスーパーバンタム級を主戦場とする見通しだ。5月6日に元世界2階級制覇王者のルイス・ネリ(メキシコ、29)を6回TKOで下し、改めてスーパーバンタム級「最強」を証明した。

  • ネリを倒した井上尚弥(写真:西村尚己/アフロスポーツ)
    ネリを倒した井上尚弥(写真:西村尚己/アフロスポーツ)
  • アフマダリエフ選手(アフマダリエフのインスタグラムより)
    アフマダリエフ選手(アフマダリエフのインスタグラムより)
  • グッドマン選手(グッドマンのインスタグラムより)
    グッドマン選手(グッドマンのインスタグラムより)
  • グッドマンと井上の2ショット(グッドマンのインスタグラムより)
    グッドマンと井上の2ショット(グッドマンのインスタグラムより)
  • ドヘニー選手(ドヘニーのインスタグラムより)
    ドヘニー選手(ドヘニーのインスタグラムより)
  • ネリを倒した井上尚弥(写真:西村尚己/アフロスポーツ)
  • アフマダリエフ選手(アフマダリエフのインスタグラムより)
  • グッドマン選手(グッドマンのインスタグラムより)
  • グッドマンと井上の2ショット(グッドマンのインスタグラムより)
  • ドヘニー選手(ドヘニーのインスタグラムより)

1年間で2人のスーパーバンタム級王者を撃破

   いまや「モンスター」として世界のボクシング界の「顔」となった井上。現状、スーパーバンタム級で、井上を脅かす選手はいるだろうか。J-CASTニュースは多くの世界王者を育てたTMKジムの金平桂一郎会長(58)に話を聞いた。

   井上は23年7月にWBC・WBO世界スーパーバンタム級王者スティーブン・フルトン(米国、29)に挑戦し、8回TKOで2本のベルトを奪取。そして同年12月にWBA・IBF同級王者マーロン・タパレス(フィリピン、32)と4団体王座統一戦を行い、10回KO勝利を収め4団体統一に成功した。

   1年間で2人の王者を倒し、5月の防衛戦で元2階級制覇王者を撃破。凄まじい強さを見せスーパーバンタム級の頂点に君臨している。

   そのスーパーバンタム級で今後、井上の挑戦者となる可能性のある選手を紹介する。

   1人目は元IBF世界スーパーバンタム級王者テレンス・ジョン・ドヘニー(アイルランド、37)だ。井上が予定する9月の対戦相手として浮上しているベテランで、18年8月にIBF世界スーパーバンタム級王者・岩佐亮佑(セレス)に挑戦して判定勝ちした経験を持つ。戦績は26勝(20KO)4敗。

   その次の挑戦者として可能性があるのが、WBO・IBF世界同級1位のサム・グッドマン(オーストラリア、25)と、元WBA・IBF同級王者で、現WBA世界同級1位ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン、29)だ。

   両者ともに井上への指名挑戦権を保持している。

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