俳優の徳山秀典さんが2024年5月31日にXで、急性骨髄性白血病にかかり余命1か月という仮面ライダーファンの少年に会いに行ったことを報告した。所属事務所は、徳山さんの個人的な行動だと説明している。
徳山さんは「仮面ライダーカブト」(06~07年放送)で矢車想/仮面ライダーザビー/仮面ライダーキックホッパー役を務めた。
「『彼』と『僕』との友情はたしかに、ここにあります」
発端となったのは、29日に「拡散ありがとうございます」という名称のXアカウントが
「急性骨髄性白血病の再発でもう余命があと1ヶ月くらいしかない息子に何かできることはないかと考えていて、仮面ライダーが大好きなので仮面ライダーに出演されていた俳優さんにお力添えをいただきたいです」
と呼びかけたことだ。これに、歴代の仮面ライダー俳優らから続々と応援のコメントが寄せられた。
徳山さんは30日、この投稿を「仮面ライダーの仲間たちへ、、戦隊の仲間たちへ、、見てください」と拡散。
その後、31日には「屈託のない笑顔、仮面ライダー、戦隊愛に、逆に元気を貰いました」と明かした。投稿者のアカウントも、少年と徳山さんのツーショットを投稿し、徳山さんが少年の元へ駆けつけたことを報告した。
また、発端の投稿には、その内容が事実なのかどうか疑う声も寄せられていたが、徳山さんは、「決して嘘とか詐欺とかではありませんでしたよ」と否定。「沢山のご意見ありがとうございます。賛否両論あるとは思います。しかし、『彼』と『僕』との友情はたしかに、ここにあります」とコメントした。