「蛭間、岸をチームの核にしようという強い意志が感じられます」
「松井監督だったら、7回に平井がピンチを迎えた場面で交代させず続投させたでしょう。実績のある選手を信頼した起用法が多かったですが、渡辺監督代行はスパッと代える。ドライかもしれないが、勝利に徹して後悔のない決断を下している。打線も中日3連戦のオーダーを見ても日替わりでコロコロ変えず、蛭間、岸をチームの核にしようという強い意志が感じられます。チームの雰囲気も変わりましたね。明るさの中にピリッとした緊張感がある。もともと投手陣はいいチームなので、打線が稼働すれば十分に巻き返せます」(スポーツ紙記者)
5月31日からは本拠地・ベルーナドームに戻り、巨人を迎え撃つ。本格的な逆襲へ、大型連勝につなげられるか。(中町顕吾)