「オコエが一生懸命バントをやるから『どうなっているんだ』と」
さらに、作戦としてセーフティースクイズは「なくはない」と理解を示す一方で、「野球がちょっと小さすぎる。もっと大胆に攻めてもいいと思う。自信をもって」と苦言を呈した。
そして、高木氏は無死1、3塁の場面でソフトバンクの内野守備がゲッツー体制をとっていたことを指摘し、オコエのセーフティーバントを疑問視した。
「オコエの足だったらワンチャン、ゲッツー崩れでファーストに残ってくれたらそこからまた足を使える。でも、オコエが一生懸命バントをやるから『どうなっているんだ』と思って。考えられたのはセーフティースクイズで1点を取って、ファーストランナーをスコアリングポジションに置いて、吉川、岡本、坂本で逆転を狙っていたと。そういうのは考えられる。だけど、あまりにもそういうことが多すぎると、確かに打てていないというのもあるが、それで(スクイズで)しか点が取れなくなっちゃう」
現役引退後、横浜ベイスターズや04年アテネ五輪野球日本代表のコーチを歴任した高木氏。自身の指導者としての経験を踏まえ、選手育成について持論を展開した。
「細かいことよりも大胆にやることの方が選手は育つ。絶対に。作戦として『こういうことがあるよ』ということを教える意味では別にかまわない。でも、常にそうだとみんなが萎縮するような感じを受ける。だから大胆にやるときはやって」
チームは29日に行ったソフトバンクとの交流戦の第2戦を1-0で勝利し、対戦成績を1勝1敗とした。