SB級「敵なし」の井上尚弥、フェザー級で「モンスター」待ち構えるツワモノたち 注目される2人のメキシコ人王者

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ネリ「フェザー級に準備ができた」

   ロペスは身体能力が高いファイターで、戦績は30勝(17KO)2敗。19年5月の黒星を最後に負けておらず、フェザー級王者の中でも危険なファイターだ。井上との対戦が実現すればハイレベルの打ち合いが期待できるだろう。

   WBO王者エスピノサも注目の王者だ。

   フェザー級では長身の185センチから繰り出すパンチは強力で、戦績は13年2月のプロデビュー以来、負けなしの24勝(20KO)。エスピノサは23年12月にWBO世界フェザー級王者ロベイシ・ラミレス(キューバ、30)を判定で破り、王座を獲得したばかりだ。

   世界戦のキャリアという点においては、世界戦22戦の井上の足元にも及ばないが、エスピノサが世界王者としてどこまで成長するのか、今後に注目される。

   4王者のほかに井上に敗れたフルトンとネリがフェザー級で待ち受ける。米ボクシング専門メディア「ザ・リング」(WEB版)によると、フルトンは6月15日にフェザー級で再起戦を行うという。一方のネリは5月12日にXを更新し「126(フェザー級)に準備ができた」とのコメントを投稿。両者は一足先にフェザー級に上がり、王座獲得を目指す。

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