A席か、C席か?
その次に利用者が多いのは、A席であると考えられる。この席は窓側で、コンセントも確実にある。ただ、乗車中にトイレに行く際に、2人に声をかけなければならないという問題が発生する。
そこで意外といいと思われるのが、C席である。どうせ車窓は見ない、本を読んだり作業をしたりしているとなると、通路に近くトイレなどに行きやすいこの席を選ぶのもありだ。
「D席じゃだめなの?」とお考えの人も多いかもしれない。通路側という条件は同じだ。だがD席は隣のE席に人が座っていることが多い。C席ならば、B席に人が座っていないこともよくある。D席はC席が埋まっていた場合の「次善の策」として考えるといい。
さて、ここまでE、A、C、Dと続いてきた。残るはB席、3列席の真ん中、人気がない席だ。この席はほかの座席より広く作られている。ただ、この席しか選べないということは、ほかは埋まっていることになる。
正直なところ、この席にひとりで座るのは嫌なものだ。席が取れないのなら仕方ないが、誰かと一緒でない限りふつうは選ばれない席だ。