西武に激震が走った。球団は2024年5月26日のオリックス戦後に、松井稼頭央監督の休養と、渡辺久信GM(ゼネラルマネージャー)が28日の交流戦初戦の中日戦から兼任で監督代行を務めることを発表した。
松井監督は就任2年目、15勝30敗と大きく負け越し
松井監督就任2年目の今シーズンは2度の7連敗を喫するなど低空飛行が続き、15勝30敗と大きく負け越し。球団はチーム再建のため、指揮官交代の決断を下した。
松井監督は「厳しい戦いが続いているなか、変わらず声援を送り続けてくださるライオンズファンの皆さまの期待に応えられず、大変申し訳なく思っております」。
そして、「何とか巻き返しを図ろうと、コーチや選手たちと共に戦ってまいりましたが、指揮をシーズン途中で渡辺GMに託すこととなりました。昨年からこのチームを率いて、選手たちの成長には手応えを感じていましたが、それを結果につなげることができなかったのは、指揮官である私の責任です」と球団を通じてコメントした。だが、最下位低迷は監督だけの責任ではない。