勝ち星がなかなかつかない状況でも焦りは禁物
川上さんと高橋さんがパ・リーグの新人王候補に予想したのは、西武の武内夏暉投手。武内投手はここまで6試合に先発し、3勝0敗、防御率1.43の成績。
川上さんは「いい活躍。まさに即戦力」と、2023年のドラフトで西武、ヤクルト、ソフトバンクの3球団が競合した左腕を絶賛。
高橋由伸さんは「あとは勝ちがどれくらい付くか」と語ると川上さんも「数字の印象があるから」と、現在最下位の西武でどこまで勝ち星を伸ばせるかもポイントだとした。
しかし川上さんは、勝ち星がなかなかつかない状況になったとしても焦りは禁物だと指摘する。
「1年間投げていく中で10勝とか目標はあると思う。勝ちがつかず6月、7月くらいで『まだ5勝もいってない』となった時に違うプレッシャーがあるかもしれない。勝ちを欲しがり出したりすると、ピッチングが変わってくる」
今シーズン終了後、新人王に輝いているのは一体誰だろうか。