「この道を進んでこれて良かったなと思います」
手紙によると、高校生の頃の日下部さんは進学校に通っていた。しかし、体調を崩して中退し、その後に父が亡くなり、母との不仲が生じたことで、「どこに進んだらいいのかわからない。体を動かすこともままならない。頼る人もいない。お金もない」という状況に陥ったという。「死にたくなるようなことも沢山ありました」とも告白した。
続けて、「全てが順調にいっていたのなら、それはそれで幸せな日々だったのかもしれない。でも今日まで経験してきた全ての出来事が 今の私をつくっていてかけがえのないものなので、この道を進んでこれて良かったなと思います」と振り返った。
最近では、資格関連の相談事も増えているそうだ。「まだまだお役に立てることは少ないですが、学校に行けなかった若者や、現在の仕事に悩む大人にも ちょっとでも勇気を与えられる存在になれたら嬉しいです」「人に相談された時、的確なアドバイスが出来るくらいには、もう少し勉学に勤しみ経験値を積み、成長していけたらいいなと思います」と今後への思いを伝えた。