「我が強い男性」でないと育児は務まらない? 理解のない言葉に苦悩
Xでは、女性だけでなく、男性にとっても育休の取得や勤怠の調整はハードルが高いという話もたびたび上がっています。
夫婦で育休を取得した経験があるXユーザーが「(男性が)優しくていい人ではなく、我が強い人でないと務まらない」と指摘する投稿に、納得の声が集まったことがありました。
今の日本で男性が妻と同等に育児しようと思ったら"優しくていい人"ではなく"我が強い人"でないと務まらないのかもしれない - Togetter
さらにこのユーザーは
「(育児中は)前例ない中で男性育休をとったり『奥さんに任せられないの?』と言われながら子どもの体調不良で早退したりの繰り返しだから、『優しくていい人』には務まらんのですよ。我が強い人じゃないと」
と持論を展開。
さらに、男性育休の取得や、子どもの病気で仕事を早退するといった判断についても、上司や顧客との調整が必要になることも。
こんな時に「上司の顔色優先、顧客の要望優先、(となる)のはよくある」と、男性の立場について理解を示す発言をしています。
この投稿に対し、女性のXユーザーからは
「夫は育休取得で上司から理解のないことを言われたけれど『いーのいーの、言わせておけば』というスタンスで強いな...と思ってます」
「育児と仕事、両方フルスイングでパンクしてしまった先輩パパさんがいました。『育児するので仕事量減らします!』と胸張って言える図太さが必要ですよね」
と納得の声が届きました。
また、育休を取得した男性ユーザーからは「『前例がない』とか『男が育休とって何するの?』と言われ、かなり苦労しました」と、理解を得られず苦しんだ経験も語られています。
男性の育児休暇取得が推進されているといっても、現実はなかなか一筋縄ではいかない状況であることがうかがえます。