24時間営業の小型ジム「chocoZAP」が、高速道路のパーキングエリア(PA)に初めて出店する。場所は静岡県の東名高速道路日本平PA(上り)。運転疲れの回復、運動不足の解消、気分転換などが狙いだ。
高速道路のサービスエリア(SA)やPAの施設は、フードコートやコンビニ、お土産コーナー、トイレが一般的。トレーニングジムの出店は新鮮に映る。だが、全国のSAやPAには珍しい店舗やサービスがほかにもある。
観覧車に浜名湖遊覧船
日本平PA(上り)の「chocoZAP」は、会員以外でも使える。SA・PA専用の料金プラン「chocoZAP都度払い」で、通常価格は税込880円、8月9日までのオープン記念価格550円で利用可能だ。同店以外の準備も進めているという。
トレーニングジムのような珍しい店舗やサービスは他にもあるのだろうか。SA・PAの事情に詳しい日本サぱ協会に取材し、複数挙げてもらった。
まず、回転ずし。場所は、東京湾アクアラインの海ほたるPA(上下集約)だ。関東を中心としたチェーン「回転寿司みさき」が出店している。次に、ディスカウントストア「ドン・キホーテ」が新東名高速道路清水PA(集約)にある。「ミチドンキ」という店名だ。
東名高速道路富士川SA(上り)に、「Bistro DES AMIS」というカフェがある。ここではノンアルビールやワインなどを楽しめる。同じ富士川SA(上り)には、観覧車が営業している。神戸淡路鳴門自動車道の淡路SA(下り)にも、ある。
東名高速道路浜名湖SA(集約)では、浜名湖の遊覧船に乗ることができる。そして、多くのおみくじ機がある「おみくじロード」。これは、中国自動車道鹿野SA(上り・下り)にある。
ほかにも、山陽自動車道小谷SA(上り)にはフラワーショップ、九州自動車道広川SAにはレトロカーが展示されている。中央自動車道藤野PA(上り)には、モスバーガー。北陸自動車道南条SA(下り)では、動く恐竜のモニュメントにエサやり体験ができる。