俳優の北村匠海さんが2024年5月23日、インスタグラムのストーリーで、インターネット上の誹謗中傷の書き込みについて長文で思いをつづった。
「耐えても耐えても、どっかで傷つきながら歩いています」
北村さんは「僕も人間です 傷もつきます ついてばかりです」と書き出し、「耐えなさいという考えは強い人の考え方で、耐えても耐えても、どんなに平気なふりをして生きていても、どっかで傷つきながら歩いています」と苦しい胸の内を語る。「しかし耐え続けても何年経っても攻撃は止むことはありません 耐えるが苦でないことがどんなに難しいか身に沁みて感じている20数年の人生です」とつづり、芸能生活を通じての誹謗中傷被害を明かした。
また、そうした書き込みをする人に対し「誰しもが被害者であり加害者になりうる時代です 今一度自分の発する言葉と書き込む言葉の鋭さの違いを考えてみてください」と呼びかけ、「芸能という世界にいるから仕方がない?そうでしょうか?確かに僕らは殴りやすい でも人間であることに変わりはありません」と訴えた。続けて、「どうかこれ以上、意思を持って誰かを傷つける為に言葉を使わないでくださいね お願いです」と理解を求めた。