中部圏:中心の愛知県から全世代転出超過が続く
一方、中部圏(東海3県)は中心となる愛知県からの転出超過に歯止めが掛かりません。
愛知県からは毎年0.7万人前後の転出超過が発生しており、岐阜県、三重県とあわせると2万人弱のまとまった人流の転出が認められます。
しかも、愛知県と三重県は全世代に渡って転出超過となっています。首都圏および大阪府に多くの人口を取られていますから、これ以上の移動人口の流出を食い止めなければなりません。
幸いなことに、名古屋市は若年単身者層の流入によってかろうじて転入超過なので、今のうちに何らかの対策を講じて定住人口を増やす必要、人口の定着に向けての対策を実施する必要があります。