主催者「今後はないようにチェック体制を徹底」
イベントを主催したユニバーサルミュージック合同会社(東京都渋谷区)の広報担当者は5月23日、取材に対し、「状況を確認しており、細かいことについては分かりません。結果的に、お客様が終電に乗れず、ご迷惑をかけたのは事実です。なぜこういう形になったか原因などを確認したうえで、今後はないようにチェック体制を徹底します」と話した。
同社は同日、イベントに関する報告とお詫びのプレスリリースを公式サイトで出した。
そこでは、今回のことについて、「本公演は予定通り20:30に終了し、お客様の送迎を開始いたしましたが、交通の渋滞や混雑などが生じたことにより、新幹線の終電に間に合わなかった多くのお客様が駅構内で始発の時間までお待ちいただくこととなりました」と説明した。そして、「事前にホームページ等で現地の交通事情についてご案内しておりましたが、お客様の帰宅が困難となり、ご迷惑おかけいたしましたことを重ねて深くお詫び申し上げます」と謝罪した。
また、「JR新山口駅に留まることになったお客様に毛布・飲み物を配布するなどの対応をして頂いたJR西日本様にお詫び申し上げるとともに、ご厚意に深く感謝致します」とも述べ、「今後のイベント開催につきましては、改めて事前のリスクチェックを徹底の上、お客様に最後まで安全かつ快適にお過ごし頂けるよう努めてまいります」と締め括っている。
(J-CASTニュース編集部 野口博之)