山陰新幹線は「すごく疑問」、いっそ「現代のSL」を 立憲・亀井氏が鉄道めぐり持論

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石破茂氏「日本は人口半分。そのときにフル規格の新幹線走らせてどうすんの?」

   政界屈指の「鉄オタ」として知られ、衆院鳥取1区選出の自民党の石破茂元幹事長は、23年12月収録のJ-CASTニュースのインタビューで、

「だって山陰新幹線って、今のままいけば22世紀ですよ?そのころ日本は人口半分。そのときにフル規格の新幹線走らせてどうすんの?という話です」

などとして、「フル規格」ではなく、山形新幹線、秋田新幹線のような「ミニ新幹線」を整備したり、在来線を改修して最高速度を150キロまで上げたりする形に方針転換すべきだとしていた。

   山陰新幹線について、フル規格で整備を進めるべきか問われた亀井氏が挙げたのが並行在来線の問題だ。

「それ(並行在来線が)が(JRから)切り離されて、最終的にそれが廃線になっていく。そこに生活している人は毎日新幹線に乗るわけではないので、ローカル線がなくなることの方が困る、という問題がある」

   その上で、人口減を背景に、山陰新幹線の整備には「すごく疑問がある」とした。

「今、人口が減っている中で、山陰新幹線を通すべきなのかというのは、すごく疑問があるし、新幹線......仮に通ったとしても車両がすごく短い、そういうものにせざるを得ないだろうと考えるので、ちょっと懐疑的です」
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