元「プラス・マイナス」でピン芸人の兼光タカシさんが2024年5月21日放送の「相席食堂」(ABCテレビ)に出演し、コンビ解散前に1億2千万円の住宅ローンを組み、800万円の自動車を購入していたことを明かした。
新しい家と車を購入し、父になる矢先に...
プラス・マイナスは、岩橋良昌さんが2月22日をもって所属事務所の吉本興業との契約解消となったことに伴い、結成から21年で解散した。以降ピン芸人として活動している兼光さんのため、番組では「がんばれ兼光!相席」と題し、番組史上初、1人ロケでの1時間スペシャルを放送した。
兼光さんが向かったのは、福井県若狭町。願いをかなえてくれる天狗が住んでいるという言い伝えを聞いた兼光さんは、「家のローン、1億2000万円が返せますように!」「2年4か月待った800万円の車が事故りませんように!」と大きな声でお願い。スタジオでVTRを見ている番組MC「千鳥」(ノブさん、大悟さん)に向かって、「どうもピン芸人の兼光タカシです」と自己紹介をする。
ノブさんは「ローンを組んで、車が来て、奥様がご懐妊された瞬間です」と、コンビ解散時の状況を補足。「これが男の正念場の顔です」と笑いを誘い、エールを送る。
解散騒動は「寝耳に硫酸くらい」
兼光さんは続けて「相方がぶっ飛びました」とし、解散したことについて「ビックリしてます。もう寝耳に水どころか、寝耳に硫酸くらい」とボケた。ロケで出会った町の人との会話では、自宅のローン返済が79歳まで続くことを告白する。
また、解散に至るまで岩橋さんが「X」を連日更新していた時期について「Xで初めて知るんで。普通に漫才もやるし、ウケて機嫌よくお互い帰って...。そしたらああいう呟きとかしてるから、『この数時間になにがあったんやろ?』みたいな」と、兼光さんでもよく事情を掴めていなかったと振り返る一幕も。
その後、居酒屋でほかの客と酒を酌み交わすなか、「(岩橋さんに)怒ってる?」とドストレートに尋ねられた兼光さん。少し言葉につまって考えた上で、「怒ってる部分もありますよ、そらもう。こんな終わり方あります?」と訴えるとともに、「怒りもあります。悲しみ、切なさ...愛しさと切なたと心強さと...」と、俳優・篠原涼子さんの楽曲「恋しさとせつなさと心強さと」をかけたボケをかまそうとするも噛んでしまい、総ツッコミ。
千鳥も「岩橋見ろ。いま兼光は頑張ってるど」「今のはすごいシーンやで」と、兼光さんの頑張りに心を打たれた様子だった。
今回の #相席食堂 は…
— 相席食堂【公式】 (@aiseki_syokudo) May 20, 2024
➡️正念場のピン芸人1年生!✨????
\がんばれ兼光????渾身の相席旅!/
番組史上初‼️ひとりで1時間SP!
元プラマイ・兼光(#兼光タカシ)
ものまねを武器に次々相席????
福井県若狭町で釣り????三昧‼️????????
相方への本音も…????
5/21(火)夜11時10分@NOBCHIDORI#千鳥 pic.twitter.com/8f1ll41wYM